今から始めるtheHunter: Call of the Wild

2022-01-02その他のゲーム

プレイ時間のほとんどが獲物の追跡という地道なオープンワールド狩猟ゲー『theHunter: Call of the Wild』の布教用ページです。

どこで何を買えばいいの?

Steam版の方がEpic版よりセールの割引率が若干高めですが、クーポンやポイント還元などの状況によりEpicの方がお安いこともあります。よく利用する方で購入して良いと思います。

切り売りの派手なゲームですが、本体(ベースゲーム)だけでも遊べないことはないです。
以下はそのことを念頭に置いてお読みください。

バンドルについて

ベースゲームとDLC複数がセットになったものがバンドルとして販売されています。
セールから始める時の狙い目はHunting Starter Pack。本体+何かと便利なテントとATV+初心者向けのSilver Ridge Peaksがセットになったオトクなパックです。

2024/12以前の情報

Starter Bundle, 2019 Edition (Silver Bundle), Gold Bundle, Diamond Bundle, Complete Collectionの5種類。割引額がそこそこなのでお得感はありますが、欲しいものが決まりきってるなら単品で買う方が安いこともあるのでお値段と内容はよく吟味のほどを。

おすすめは何かと便利なテントとATVを押さえていて、かつMedved-Taiga(後述)も入っている2019 Edition

2023年1月現在、バンドルが一新されEssential DLC, Greenhorn, Seasoned Hunter, Master Hunterの4種類になっています。
個人的には以前に比べるとあまり魅力のないラインナップで「これならバラで買うよ…」って感じなんですが、テントやATVなどが一揃えになっているEssential DLCはゲームを楽にしてくれるとは思います。

DLCについて

Steamの場合は無料DLCがいくつか提供されているので買う買わないに関わらず是非落としておきましょう(Epic版は本体に統合)。

何かひとつ買うならテント(Tents & Ground Blinds)が値段も手頃でおすすめ。好きな平地に実質アウトポストを設置できるので、プレイが快適になります。他に筆者が買ったのはWeapon Pack2Medved-TaigaYukon Valley。どれもめっちゃいいです。激推し。感想は後述。
トロフィーロッジは趣味用なので、あってもなくても。

マップのおすすめ

追加マップは結構当たり外れというかクセの強いものがあるのでレビューを参考にするといいと思います。マップによって特色があり、生息する動物が低ランク/高ランクに偏っていたり、武器が同梱されている(こちらは武器DLCと違い入手にはゲーム内通貨が必要)のもあります。

よく初心者向けと言われるものはSilver Ridge PeaksEmerald Coastで、視界良好かつ獲物の数が多い(=索敵の手間が少ない)マップです。Silver Ridge Peaksの方はHunting Starter Packに入っているので、単体よりもこちらでの入手がおすすめ。
個人的には獲物探しもこのゲームの醍醐味だと思っているので、索敵の練習もしたいのであれば先述のMedved-Taigaの方を推しておきます。

武器のおすすめ

武器パックは攻略上必須というものではないですが、入手にスコア制限がなくゲーム内通貨も必要としないため序盤から強力な武器を使うことができるというメリットがあります(ただし弾は有料)。High Caliber Weapon PackHunter Power Packなど、近頃はvanillaに比べるとスペックの高いものが増えてきました。序盤から大物狩りをしたい場合にはこのどちらかを購入しておくとかなり楽ができると思います。
実在の名銃がモデルになっているものもあるので、詳しい人は「おっ」と思うかも。銃の挙動は個々に作り込まれていてなかなかリアルです。
なお、2024年12月現在ではランク1対応のライフルがベースゲームに存在しないため、必要な場合にはWeapon Pack1(ヴァイラント)かModern Rifle Pack(ザルザ-15.22LR)、Mississippi Acres Preserve(クルマン)のいずれか購入する必要があります。鳥撃ちメインの方は一考。


筆者が買ったものと感想

以下、きわめて私的な感想なので畳んでおきますが参考にどうぞ。

Weapon Pack2

粒揃いですが今は汎用性の高いライフルが3点入ったModern Rifle Packや高威力のARZYNAが含まれるHigh Caliber Weapon PackといったDLCがより人気なので、そちらを買われる場合はそちらを優先して良いと思います。

Solokhin MN1890:
ランク3-7対応の万能ライフル。専用弾が威力の割にお安く、コスパ最強。
ポリマー弾がアンロックされていない最序盤からこれ使えたらわりとインチキだと思います。
某金塊争奪漫画にも登場した名銃モシン・ナガンがモデルで、ぶっちゃけ筆者はこいつでオオヤマネコを狩りたいがためにこれとTaigaを買いました。同じ目的の方(いるかわかりませんが)には大変おすすめできます。

Grelck Drilling Gun:
分類上はショットガンですが、ライフル弾の機能もある変わり種。専用スコープ(倍率可変)も同時開放。
ライフルとショット2種類の弾薬をセットでき、R長押しで切り替え可(その際リロードは発生しません)。ライフルとしては装填数が1なのがややネックなものの、大物狩りには十分すぎる性能。バードショット弾でクラス1、バックショット弾で2~4、ライフル弾で5~9をカバーできるので実質全クラスに対応しており、趣味と実益を兼ねた1丁。

Mangiafico 410 / 45 Colt Revolver:
ハンドガンにしてはそこそこ威力のある弾を撃てるのでスキル上げに有用な他、序盤からバードショット弾を使うことも可能。
軽いためショットガンの代わりとしても携帯しやすいです。

Weapon Pack3

実用性と唯一性の面でAnderssonが◎。

Vasquez Cyclone:
ランク2-4対応のエアライフル。射程は短いものの小反動・小発射音・装填数7で、小型のシカやイノシシなどの群れに忍び寄って一網打尽にする戦法に向きます。もっとも筆者は隠密がヘタクソで長距離狙撃ばかりしてるので、なかなか使う機会が……。

Eckers:
クラス4-8対応のボルトアクションライフル。このクラスは競合が多く、今はZARZA-10(Modern Rifle Pack)やMalmer(Hunter Power Pack)などもっと扱いやすいものがあるので、性能で選ぶなら反動が大きく重量も4.5あるこれを敢えて選ぶ意義は薄い気がするんですが、見た目がシックで素敵なので筆者は気に入っています。

Andersson:
.22LR弾が使える無二のハンドガン。ハンドガンにしては長射程なのもあり、スコープさえあればライフルのように狙撃に使えます。重量1と軽いのでサブウェポンとしてとりあえず持ち歩くのにも最適。Scopes and Crosshairs PackのHERMES3-7X33を付ければクラス1ライフルの代用以上のものになるので、こちらをお持ちなら特におすすめ。

Medved-Taiga

一面雪景色なシベリアのマップ。オペレーターがかわいい(重要)。
どういう地形が自分または相手に有利なのか身を持って学べる作りなので、ゲームに慣れたい初心者にもおすすめ。背景の都合かここだけ痕跡の色が違うので注意(アクティブが蛍光ピンク/非アクティブが緑)。
ちなみにミッションの導線が初期マップ2種よりしっかりしているので、そういう楽しみもあります。

Yukon Valley

風光明媚なアラスカのマップ。天候による景観の変化は一見の価値あり。
獲物のランクが全体的に高く大型用銃は必須ですが、全体的に見晴らしがよく索敵しやすいので、初心者にもまあまあやさしい方だと思います。ただ.270とかだと威力的にどうしても追跡距離が長くなりがちなので、せめてポリマー弾が解放されてからがいいかな……。
オマケでついてくるCanning Magnumはゲーム内通貨75000と非常に高額ですが、高威力かつ弾道が平坦と遠方からの狙撃にたいへん使い勝手のいい一丁なので(75000用意できるなら)これ目当ての購入もアリ。
ミッションのストーリーも雰囲気作りがうまく、大自然の厳しさを教えてくれます。

Revontuli Coast

自然豊かなフィンランドのマップ。
ガイド・ツアー・ミッションは景色の良さもあって雰囲気最高なんですが、なんとメインミッションはこれで終わりという。寂しすぎる~!
エリアによっては下草や細かい枝が邪魔で射線を遮られないような工夫を要求されるのですが、笛や匂い袋などを駆使して狩猟したい人にはサブミッションも相俟ってやりがいのあるマップだと思います。もっとも獲物の中心である鳥が手間の割にリターンが少ないこともあり、効率よくジャンジャンバリバリ稼ぎたい! という人にはおすすめしかねます。総じてスローなプレイスタイル向け。

序盤の攻略

ゲームの基礎を学ぶにはこちらのガイドが大変便利です。


ベースゲームではヒルシュフェルデン保護区とレイトン湖水地方の2種類が最初から選べます。
が、ヒルシュフェルデンは下草が多く索敵が難しいので慣れるまでが大変。自分は見晴らしのいいレイトンの方で練習しました。タイガ買ったならタイガがいいと思います。
獲物に気づかれている状況では発砲のチャンスはほぼないので、双眼鏡を常備して遠方から獲物を探す癖をつけましょう。ホイールで倍率を変えられます。先に見つけてしまえばしめたものです。

先述のようにこのゲームの難しさのほとんどは索敵の難しさなので、初心者は射程の長い(=敵にそれほど近づかなくてもいい)ライフルから始めるのがよいでしょう。
武器はすべて対象となる獲物のランクが決まっており、適正範囲外の獲物を撃つと評価が下がってしまうので、小型は.223ドーセント、中型の獲物は初期装備のレンジャー.243、ヘラジカやクマなど大物相手では無料DLCでもらえる.270ストラディバリウス、という風に使い分けていきます。
ポリマー弾が使えるようになると多少雑な狙撃でも仕留められますが、ソフトポイント弾の間は側面から確実に肺を狙うのがいいと思います。

スコア901で開放されるハイペリオン4-8X42ライフルスコープはずっと使えるので忘れず購入しましょう。ただ、8倍ズームは慣れないうちはちょっと当てづらいかも。
武器DLCを買わない場合、対大型銃は7mmリージェントマグナム、レンジマスター338と移行していくようになると思います。その他の装備は重量と相談、場合によっては小動物用を軽量なハンドガンに切り替えるのも手です。

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