フォロワー設定集

2015-02-13創作

設定集とか言うと聞こえはいいですが、その実作者のチラシの裏です。ネタバレ注意。
あくまで制作上の設定であって特定のプレイスタイルを強制するものではありませんので、RPに取り入れるもよし、完全スルーするもよし、好きに遊んでください。
随時更新(後付もわりとあります)。


 

Azel


読み:アゼル
種族:インペリアル(吸血鬼)
年齢:10代後半~20代前半(外見年齢)
髪:黒
瞳:赤

(カスタムダイアログ版準拠)

朽ち果てた遺跡を根城とする吸血鬼。派手好きかつ享楽的な性格で、夜の貴族としての生活を謳歌しているように見えるが、自身の暮らしぶりについては空疎に感じている。生い立ちゆえに依存心の強いところがあり、とある人物との邂逅と別離がその後の在り方に良くも悪くも大きな影響を及ぼした。

二刀での戦い方はかつての師譲りで、膂力のみに頼ることを好まない。剣術の他にも氷や血液の魔術を体得しており、生物相手の戦闘能力は高いが、例に漏れず銀の武器と太陽を苦手としている。

動く死体と死霊術師にはあまり良い思い出がない。好きなものは血とシロディールブランデー。
薄明の月生まれ、恋人座。

"とある人物"について

名前:Flambard
読み:フラムバード
種族:インペリアル(吸血鬼)
年齢:20代後半(外見年齢)
髪:黒
瞳:赤

シロディールの吸血鬼。Azelからは専ら"先生"と呼ばれる。
剣術、魔術、弁論術、医学、薬草学などに広く精通し、名を変え姿を変えて人間社会を渡り歩く。
貴族趣味なこともあって強引な吸血を無体な行為として毛嫌いしており、手練手管で獲物を懐柔する手間を惜しまない。

重い病を患い静養という名目で事実上の厄介払いをされたAzelを次の獲物に定め、主治医兼家庭教師という身分で屋敷に潜り込んだ。ほどなく信用を得ることに成功するものの、機をうかがう内に情が移ってしまう。
その後はAzelにとっての"よき先生"であろうと努めるようになるが、患者本人の頑張りもむなしく病状が悪化の一途を辿っていること、両親にそれを報せても見舞いはおろかろくな返事すらないことに憤りと憐れみを感じ、すべてを解決するためにAzelを拐かして眷属へと変えた。それによりAzelは死の運命を免れるが、当人は己のエゴから教え子の生を歪めてしまったという罪の意識に長く苦しむことになる。

Azelの剣術その他の師であり吸血鬼としての"親"でもあるため、戦い方もよく似ている。

 

Ingarth the Starry-Eyed

読み:インガルス・ザ・スターリーアイド
種族:ノルド
年齢:20代半ば
髪:金
瞳:青

ドーンスターの酒場に入り浸る陽気な男。
ノルドにしてはかなりの軟派者で、帝国とストームクローク間の軋轢にも興味がない様子。

元船乗りで、その前には人に言えないような仕事をしていたらしいが、詳細不明。
現在は自称冒険家。大層な夢物語ばかり語っており、周囲から"the Starry-Eyed(夢追い)"と揶揄されるが、本人は気にしていないどころかむしろ自ら進んで名乗るほどに気に入っている様子。
ハンマーフェルの剣術を見よう見まねで取り入れており、生来の器用さもあってそれなりにモノになっている。

星霜の月生まれ、盗賊座。

 

Estrion

読み:エストリオン
種族:ハイエルフ
年齢:20代後半(外見年齢)
髪:赤
瞳:緑

ウィンターホールド大学所属の魔術師。シロディール生まれのハイエルフで、アルドメリ・ドミニオンへの帰属意識は薄い。魔術師ギルド解体後のいざこざを嫌って蚊帳の外であるスカイリムへと渡ったが、今度はこの地の抱える政治的な問題に悩まされることに。現在は大学に籍を置いたまま野外調査の名目でロリクステッドに出向中。実学主義で座学一辺倒を好まないこともあり、こちらの方が居心地が良いようだ。

研究熱心ではあっても出世欲や功名心はなく、何をするにも自身の知的欲求が満たされるかどうかというところに重きを置く。そこまで偏屈というわけではないにしろ、己が興味関心の外にある事物に対しては冷淡に接するため、元々よくない愛想やナチュラルに尊大な態度も相俟って誤解を招くことも多い(本人はあまり気にしていない)。

魔術のほか、錬金術についても日常生活に便利な薬の調合から思想的な事柄に至るまで実に幅広い知識を持っているが、こちらが人前で披露されることは稀。
恵雨の月生まれ、魔術師座。

 

Flavir

読み:フラヴィル/フレイヴィル
種族:レッドガード
年齢:10代後半
髪:白金
瞳:紫

レッドガードの駆け出し戦士。
年齢の割に腕が立つため故郷では天狗になっていたが、精神面の未熟さを師に指摘されて発奮し、修練のためスカイリムを訪れた。
自信家でやや直情的。得物は槍斧で、小柄な体躯にはやや似つかわしくないそれを豪快に振り回す。

収穫の月生まれ、戦士座。

 

Svelk Vorpal-Blade

読み:スヴェルク・ボーパル・ブレード
種族:ノルド
年齢:20代後半
髪:金(亜麻色)
瞳:金

流れの戦士。
大きな角や尾、皮膚に浮き上がった鱗、鋭利な爪、縦に裂けた瞳孔など、ドラゴンを思わせる特徴を持っており、実際にスゥームを操ることができる。

スカイリムの出身ではなく、十数年前に自身の体に生じた変異のためにドラゴンボーンの伝承を追ってノルドのルーツであるこの地へとやってきた。後に情勢が不安定になったことから、自身の人間離れした外見や声の力が政治的に利用されることを危惧し、現在では北方の僻地に身を潜めながらひっそりと情報収集を行っている。異形と化してなおドラゴンボーンとしての波乱に満ちた人生ではなく、故郷での平穏な暮らしを望んでいるが、元に戻る方法は現在も見つかっていない。

謙虚かつ朴訥な人柄で、スゥームこそ使えるが雑談は不得意。趣味は木彫りで、好物はカニ。
星霜の月生まれ、大蛇座。

 

Celedor&Artemion

 

読み:セレドア
種族:ハイエルフ
年齢:20代(外見年齢)
髪:銀または青灰
瞳:青

Artemionの異母兄。
武器召喚師の名家の出で跡継ぎ候補として厳しく躾けられたが、親族内での権力闘争に嫌気がさして家を捨てた。
放浪の末にスカイリムへ流れ着いて久しく、現在はドラゴン・ブリッジを拠点として行商人の護衛やエンチャント武具の精製などで日銭を稼いでいる。皮肉屋で自他に厳しい反面、年の離れた弟にはやや甘い。
戦いの際にはSoul Chiller(“凍らすもの")という銘の魔法武器を呼び出す。魔術師然とした容貌ではあるものの扱う魔法の大半は身体強化であり、接近戦を好む。

暁星の月生まれ、儀式座。

***

読み:アルテミオン
種族:ハイエルフ
年齢:20代(外見年齢)
髪:金
瞳:青

Celedorの異母弟。
武器召喚師の名家の出だが旧弊的な家のしきたりを窮屈に感じており、故郷を去った兄の後を追う形で出奔。
ハイエルフにしては珍しく裏表のない明朗な性格で、一族の中でも実力の高い兄を素直に敬愛している。現在はドラゴン・ブリッジに滞在しており、依頼の交渉窓口から買い出しといった雑用までを器用にこなす。
戦いの際にはSoul Banisher(“滅するもの")という銘の魔法武器を呼び出す。召喚術の応用として送還術の心得もあり、弓が使えることもあって召喚師相手にはめっぽう強い。

南中の月生まれ、見習い座。

 

Hubert Ferrier&Saphir

読み:ヒューバート・フェリア/ユベール・フェリエ
種族:ブレトン(吸血鬼)
年齢:20代前半(外見年齢)
髪:銀
瞳:青

流浪の吸血鬼ハンター。過去に吸血鬼の手で家族を殺されており、その精神は復讐心のみに支えられている。
自身も吸血症に蝕まれ既に人ならざる身ではあるが、”同族”への容赦はなく、対峙すれば自ら忌まわしき力を行使することも辞さない。一方で自身の魂が闇に染まることを恐れており、かつて人間であった頃の心の痛みを忘れないためにと、番人の遺骸から得たステンダールのアミュレットをお守り代わりに持ち歩く。
冷徹に見えて苛烈で激しやすい性格で、戦いの中で歯止めが効かなくなることもしばしば。

吸血行為に伴う罪悪感および遠征先での人目をごまかすため、動物の血をワインで希釈したものを常飲する。が、やはり定期的に人間の血を摂取しないことには持たず、限度を超えると理性のタガが外れてしまう。
髪の色、瞳の色ともに吸血鬼化によって後天的に変化したもので、生来の色ではない。本人は仇を思い起こさせるとしてこれらを毛嫌いしており、人前ではフードや兜を使って覆い隠すほか、場合によっては幻惑魔法による擬態を試みることもある。

ほぼ唯一の趣味と言えるものは読書で、隠れ家には相当数の蔵書がある。
真央の月生まれ、駿馬座。

隠れ家について

ファルクリース北に位置する打ち捨てられた酒蔵。
人目につきにくい、付近の森に野生動物が多く生息、川が近いため狩猟した獲物の血抜きがしやすい等、動物の血を主食にしているHubertには好条件が揃う。肉を含め固形物は基本的に食さないが、獲物を粗末にすることを嫌い、逐一解体・加工しては物々交換のタネやSaphirの餌などに使っている。

Hubertにとって棺桶はあくまで非常用で普段は極力ベッドを使用するようにしているものの、やはり意志の力だけでは限界があり、特に消耗が激しい場合は本能に抗うことができない。
そんな自身への戒めとして扉に吸血鬼を呪う言葉(いわゆる聖句)を貼り付けたり、否応なく視界に入る位置に鏡を置いたりしているが、後者に関しては激昂して割ってしまったため現在では使い物にならなくなっている。

戸棚に隠してある人間の血液はあるツテを使い闇商人への依頼を通して特別に仕入れてもらっているもの。

***

読み:サフィール/サフィル
種族:ハスキー
年齢:不詳

Hubertの知己が探索用に連れていた雄のハスキー犬。吸血鬼との戦闘で主を失った折、Hubertにその死を報せた。
その後はもう自由だとして野に帰されたが、どうやら主の借りを返すつもりでいるらしく、定期的にHubertの隠れ家を訪れては無言の説得を続けている。

 

Sifre&Sifar

 
ノルドの父、インペリアルの母を持つ男女の双子。双方どちらかといえば父方の特徴が強く出ている。
幼い頃に紛争に巻き込まれて一家離散の憂き目に遭い、Sifreは落ち延びた先で母ともども狩人のコミュニティに加わり、Sifarは孤児院暮らしを経て老剣士の元に引き取られた。
母親は逃亡中に負った傷がもとでまもなく病死、父親は消息不明。

読み:シフレ/シフル
種族:インペリアル(ノルドのハーフ)
年齢:10代後半
髪:濃赤
瞳:青

カイネスグローブに暮らす狩人の少女。自立心旺盛で、明るく勝ち気な性格。
一人前になったという自信を得て後に、育ての親であり友であり狩りの技術を競うライバルでもあった狩人たちの元を離れ、ひとりカイネスグローブに移り住んだ。
薬草摘みや狩猟でどうにか身を立て、倹しくも充実した生活を送っている。近頃は都で小耳に挟んだ赤毛の傭兵の噂が気になっているらしい。

薬草学に詳しく、簡単な薬剤なら自分で調合できるほか、回復魔法の心得も多少ある。
“都会のお菓子"ことスイートロールをお腹いっぱい食べることがささやかな夢。
降霜の月生まれ、塔座。

***

読み:シファル・ザ・レッドロータス
種族:インペリアル(ノルドのハーフ)
年齢:10代後半
髪:濃赤
瞳:青

年若いながらも、炎を思わせる赤い髪と鮮烈な戦いぶりから"the Red-Lotus(紅蓮)"とあだ名される傭兵。
懸崖撤手を体現する異国の剣術の使い手。いかにも訳ありという風体だが、自身についてあまり多くを語らず、その素性を知るものは少ない。

かつて家族を失った経験から強さこそ至上のものと信じており、その渇望を見透かした老剣士のもとに後継者候補のひとりとして引き取られた。奥義継承後は再び孤独の身となり、傭兵として各地をあてなく放浪した末に故郷であるスカイリムへと戻ってきた。稼業の傍ら密かに家族の消息を辿っているが、自身の手が血に塗れていることを恥じる気持ちもあり、会ってどうしたいとまでは思っていない。

長く伸ばした髪や派手な意匠は敵対者の目を引くための一種の傾き。感情の表出も口数も少なく大人びた印象を与えるが、内面は年齢相応にナイーヴ。
降霜の月生まれ、塔座。

 

Jurm Snow-Blood

読み:ユルム・スノーブラッド
種族:ノルド(吸血鬼)
年齢:不詳
髪:ストロベリーブロンド
瞳:赤

打ち捨てられた監視塔に暮らす吸血鬼。その容姿や言動からは想像もつかないほど長い時を生きている。
生前の記憶の一切を持たず、棺桶に刻まれていた名前が本当に自身のものであるかもわからないままにそれを名乗っているが、過去について特に想いを馳せるようなことはなく、ただあるがままに存在している。

人間のことは血袋程度に考えている一方で情念深いところもあり、相手によっては(お気に入りのオモチャを手放したがらない子どものように)強い執着をみせることもある。
キレイなもの、カワイイもの、特に異装を好む。

 

Thjalfi Wildwind

読み:シャルヴィ・ワイルドウィンド
種族:ノルド(ウェアウルフ)
年齢:不詳
髪:鳶色
瞳:右/金、左/緑

言葉通りの一匹狼。
かつて死に瀕した時に呪術医から怪しげな飲み薬を与えられ、人狼への変身能力を手に入れた。しかし人狼の血への過剰適合のため人間の姿に戻りきれず、そこかしこに獣の特徴が残っている。「男前が台無しにならなくてよかった」とは本人の談だが、人としても狼としても半端者だという自覚から他者との深いかかわりを避けるきらいがあり、表向きの人当たりのよさは一種の処世術。
月の力の影響を受けやすいことで生活上の不便があり、何か解決のヒントになるのではと静かなる月の野営地の秘密を探っていた折、山賊に籠絡されてしまう。

犬臭いと言われないよう身だしなみには人一倍気を遣う。
蒔種の月生まれ、大公座。

 

Ciaran

読み:キアラン
種族:ノルド(吸血鬼)
年齢:不詳
髪:黒
瞳:赤

優雅な物腰の吸血鬼。
マイペースで争い事を好まないが、元々強力な魔術師で、遠い昔には大いなる野心を秘めて純血の血液を探し求めていたこともある。現在の性格はいわば諦めと風化によって作られたもの。有事にはガーゴイルを手足のように使役する。美食家で、"食事"はかなり選り好みする方。

永い休眠と隠遁生活の繰り返しで人間社会の常識を忘れてしまっているため、多分にズレたところがある。
星霜の月生まれ、大蛇座。

 

Miska

読み:ミスカ
種族:不詳
年齢:不詳
髪:バーガンディ
瞳:灰青

野伏の青年。
獣の耳と尾を持つが体毛は薄く、一般的に知られるカジートとは似ても似つかない。本人の言う「蝕甚の時に生まれたから」と言うのも山賊の女首領である養母からの受け売りで、真相の程は定かでない。数年前にひとり立ちして以来、ひとところに落ち着かない草枕の生活を送っている。
悪ぶってはいるがどこか甘さの抜けきらない末っ子気質。子どもの頃から怪談好きの兄貴分にしょっちゅう脅かされていたため、お化けが苦手。

名前の正確な綴りはM’iskaだが、カジート文化圏外で育ったことや生まれの不確かさなどから他種族のフリをすることも多く、もっぱら省略される。
薪木の月生まれ、淑女座。

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創作

Posted by hacca